経営法務

経営法務は、中小企業診断士1次試験で出題される試験科目の一つで、試験時間は60分となっています。2次試験には関係しない科目です。

内容は、その名の通り法律に関するものになっています。中でも、会社の設立や廃業、取引関係から、知的財産権(著作権など)といった、企業経営に関連する法規が広く範囲とされています。

近年はコンプライアンス(法律をちゃんと守ること)という言葉がよく聞かれるようになり、個人情報保護への意識が高まるなど、法的知識はますます重要性を増してきています。中小企業診断士にとっても、診断や助言を行う上で法的知識は必須となってきています。

もちろん、法律に関して完璧な知識をもつのは不可能ですし、それはむしろ弁護士の業務になります。しかし、中小企業の経営者は法的知識がほとんど無いことが多く、何が問題なのかも分かりにくいのが現状です。そんな状態では、弁護士との意思疎通も十分に行えない恐れがあります。

そこで、中小企業診断士がその間に立って、その橋渡し役をすることが期待されているのです。弁護士とのやり取りを円滑に進めていくためには、ある程度の法知識は必要になります。それだけの知識があるかが問われる科目なのです。

試験科目としては、かなり難しかった時期もありましたが、それは緩和されてきています。法律独特の表現などもあり、最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば大したことはありません。出題の多い会社法などを中心に、学習を進めていきましょう。

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